贄に光を
「…これぐらいで、いいかしら…」


埃を掃いて布巾で拭いたら、綺麗なタイルや机や椅子が出てきた
この寮は昔は立派な建物だったのではないだろうか


「ローダ、そっちはどうかしら。」

「中々綺麗になりましたよ。」


私の問いにローダは満足そうな笑みを浮かべた
確かに、初めと比べ物にならないぐらい綺麗になっている


「これなら、快適に生活していけそうね。」

「そうですね。他の皆もそろそろ終わる頃じゃないでしょうか。」
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