贄に光を
ガラガラガラッ


「なんだ…もう全員いるじゃねぇか。」


紫色の髪に目
耳からは大量のピアスがジャラジャラとぶら下がっていて、随分と強面な男性だ
身長も高く、顔は整っているが怖さが勝ってしまう顔立ちだ

フウナがビクついている


「なんかお前ら、揃いも揃って美形だな…。」


いや、俺もイケメンだけど。と呟く男性
担任だろうか


「俺は、サハリ=カリュレだ!ここ、5組の担任だ。能力は毒。」


カリュレ先生は自分の自己紹介を軽く終え、いきなり語り出した


「てめぇら、能力が無くて困るだろ」

「…今の言葉は嫌味と受けっとっても構いませんか?」


若干イラついているサンを抑えながらローダは聞き返した


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