全てはこの図書室から
「俺の心配してくれたんでしょ?ありがとうね」


そう言って若宮先輩は頬杖をついていた手で私の頭を撫でた。


「俺の好きな人は、本が好きでその子と話したくて俺も本読んでたらすっかりハマってさ〜!」



と笑いながら若宮先輩は私に好きな人の話をしてくれた。
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