全てはこの図書室から
窓を閉めようとすると寝ていたはずの若宮先輩に腕を掴まれた。


「先輩、嘘寝っん…っ!」



嘘寝ですか?と聞こうとした私に若宮先輩はキスをしてきた。



なんで?



若宮先輩が私にキスしてるの…?



若宮先輩の胸を思いっきり押すと若宮先輩はすぐに離れて



「綾女ちゃんの好きな人って誰なの…?」



と悲しそうな顔をして言った。
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