全てはこの図書室から
「綾女ちゃん…」


と私の名前を呼んだ若宮先輩が現れた。



「穂花ちゃん、行こう…」



と穂花ちゃんと教室に向かおうとすると若宮先輩に腕を掴まれた。



「ごめん、ホッピー。綾女ちゃん借りるね?」


と穂花ちゃんに言った若宮先輩は私の腕を掴んだまま屋上に連れてきた。
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