全てはこの図書室から
中に入ると、穂花ちゃんに腕を掴まれて


「ごめん。私達トイレ行くね?」



とそのままトイレに連れて行かれた。



トイレの中に入ると、腕を離されて穂花ちゃんは申し訳ない顔をした。



「ごめんね。彼氏いること言おうって思ってたんだけど、綾女いろいろあったし…」


穂花ちゃんが彼氏さんがいることを隠していたわけじゃないってことは穂花ちゃんと長い付き合いの私だから分かっていた。
< 68 / 95 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop