全てはこの図書室から
と思いながら光生さんの方を見ていると、私の視線を感じたのか私の方を向いて



「ん?どうかした?」



と言われて「いえ、なんでもないです」と言った。
それを若宮先輩が見て隣でクスクス笑っていた。



「あー、そうだ。今日泊まり行っていい?」



と穂花ちゃんに言われ、



「いいよ!」



と私は答えた。
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