雪桜
?「おい!!!」
男性の声が近くで聞こえた。
もしかして、もう見つかった!?
追手かと思って勢いよく振り返ったその先には・・・
?「お前こんな夜遅くに何やっている。」
浅葱色の羽織を着た男の人が立っていた。
良かった、あいつらじゃなくて・・・
でも、この人こそ夜遅くに何やっているんだろう??
あれ?この人の着ている羽織まさか
・・・新撰組!!!
敵「おい!いたか!!」
!!!!!!! やばい!どこかに隠れないと。
そう思い辺りを見ていたら、
?「??・・・・・・お前追われているのか?」
何故か話し掛けてきた。
姫さん?「・・・・大丈夫ですので。」
他人と関わる気はないのでな
関わっていい気がした覚えなんてないからな
さっさとこの人からも逃げよう。
後ろを向いて走ろうとした時・・・
?「・・・・・・・・・・こっちにこい!!」ガシッ
姫さん?「はぁ!?ちょっ・・」
何故か腕つかまれた・・・・
敵?「おい!!まだ、みつからねぇのか。」
ビクッ!!!
この声!.....あいつだ!!
何であいつが外に居るんだよ。
?「チッ!こっちだ!走るぞ!」
姫さん?「えっ!!ちょっ・・・・まって・・・・・」
私は男の後を必死で走った。
ってか・・・・
腕痛いんだけど・・・。