超イケメン☆ホストクラブ ~Love story~
「銀河…あとで、みんなも来るからって…」

「ああ…」と、銀河が答える。

「疲れたなら、少し眠っていてもいいよ…?」

言う私に、「いや…」と、銀河が首を横に振る。

「……俺に、ずっと付いていてくれたんだろう、理沙。

おまえの方こそ、疲れてるんじゃないのか……」

「…私の心配なんて、しなくていいから…」

涙が目の縁にじんわりと滲んでくる。

「私は、銀河が目を覚ましてくれたら、それだけでいいんだから……」

銀河の指先が、私の目じりに触れ、滲み出した涙をすくい取る。

「泣くなよ…理沙…」

こくりとうなづくと、そっと体を引き寄せられ、抱きしめられた。
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