超イケメン☆ホストクラブ ~Love story~
「銀河が、いけないわけない……だってあなたは、被害者で……」
「……彼女を、加害者にさせたのは……
俺が、ちゃんと彼女を受け止めてやれなかったからだ……」
言う銀河に、首を何度も左右に振った。
「ちがう…ちがうよ、銀河…だって、あなたは、刺されたのに…」
「ちがうんだ…理沙」
と、銀河が話す。
「……彼女は、最初は普通の客だったんだ。
でも、いつからか俺に執拗な愛情を向けてくるようになって……
独占欲も強くなって、俺の他の客たちにも、攻撃的な面を見せるようになった……」
銀河が目を伏せて、言葉を切る。