超イケメン☆ホストクラブ ~Love story~
「……俺は、それでも彼女を、なんとか受け止めて、
もう一度、軌道を修正してやることが、できると思っていた……だが、
最初に、三日月に『彼女は、危険です』と、告げられて……。
そう言われても俺は、まだ彼女を助けてやれるはずだと……」
銀河が、悲しげに声を詰まらせる。
「銀河……」
「……俺が、三日月の言うことを聞かずに、彼女を受け入れようとしたことで、
よけいに彼女は、執着心をつのらせるようになってしまった……。
しまいには、天馬だけじゃなく、あの流星にまで『危険すぎる』と、言われるようになって…
…。
……カードキーの剥奪と、店への出入り禁止を認めるしかなかったんだ……」
そこまで言って、銀河はふぅ…っと息を吐き出した。