超イケメン☆ホストクラブ ~Love story~
「…理沙、おまえには一番寂しい思いを、させたよな…」

銀河に、肩をグッと抱き寄せられる。

「すまなかったな…理沙」

抱き寄せる手に力がこもり、そのまま肩越しにキスをされた。

「…銀河、みんないるから…」

「いたって、いいだろ…ずっと、我慢してたんだから…」

さらにキスが迫ってくる。

「好きにしろや…」

と、流星が背中を向け、

「もう、しょうがないな…」

と、天馬が口をとがらせる。

最後に、三日月が、

「私たちは、もう帰りますんで、あとはおふたりで、どうぞ…」

と、にっこりと微笑んだ。
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