超イケメン☆ホストクラブ ~Love story~
「ごめん、銀河…怒ったの?」

本気で怒らせたのかもしれないと、あわてて謝ったけれど、

銀河は顔をそむけ、何も言わなかった。

「ねぇ…銀河…」

思わず泣きそうにもなって呼びかけると、

「……。バーカ…怒ってなんかいねぇよ」

と、銀河が顔を向き直らせた。

「え…じゃあ、もしかしてまた、私がやり返されたの…?」

たずねると、銀河はニヤリと笑った。

「そ…でも、おまえのちょっと泣きそうな顔、…かわいかったぜ?」

「何よ、それもう…」

口をとがらせる私の頭をポンポンと軽くたたいて、

「じゃ…そろそろ出るか、ここ」

と、銀河が、背中を軽く押して促した。
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