お嬢様 × 御曹司
「なに?私に気触ること言った?」
「いや、言ってない。」
そうはいうものの言い方ぶっきらぼうになったし、顔を戻してくれないし…
何考えてるかわかん何と話しかけようがないんだけど!
私はたけくんの腕を揺すってまだ懲りずに話しかける。
「怒ってないならこっちみてよ!」
やっと嫌そーに振り返ったたけく…
「////////」
私が思わず赤くなってしまうほど、たけくんの顔は赤かった。
「あのさ、聖夜。君は女の子なんだから、男の子相手に誰でも上目遣いはやめたほうがいいと思うよ。勘違いされるから。聖夜、可愛いし…」
フシューーー
私の頭からは多分すごい量の水蒸気が発生していることだろう。
の、聖夜って呼んだ‼︎
か、可愛いって言われた‼︎
もちろん、私は同い年の男の子からそんなこと言われたことないわけで…やだ、すんごい嬉しい。
いや、やじゃないけど…恥ずかしいぞ、これ!
「ご、ごめん。気をつける。でも…」
一つ誤解を解いておかなければならないことがある。
「誰にでも上目遣いするわけじゃない。たけくんにだけ、だから。」
そう呟くと、コツンと頭を軽く叩かれた。
全く痛くない、優しい突っ込み方。
顔を上げると、また赤くなったたけくんが笑ったところだった。
「そーいうの、反則だから。」
「いや、言ってない。」
そうはいうものの言い方ぶっきらぼうになったし、顔を戻してくれないし…
何考えてるかわかん何と話しかけようがないんだけど!
私はたけくんの腕を揺すってまだ懲りずに話しかける。
「怒ってないならこっちみてよ!」
やっと嫌そーに振り返ったたけく…
「////////」
私が思わず赤くなってしまうほど、たけくんの顔は赤かった。
「あのさ、聖夜。君は女の子なんだから、男の子相手に誰でも上目遣いはやめたほうがいいと思うよ。勘違いされるから。聖夜、可愛いし…」
フシューーー
私の頭からは多分すごい量の水蒸気が発生していることだろう。
の、聖夜って呼んだ‼︎
か、可愛いって言われた‼︎
もちろん、私は同い年の男の子からそんなこと言われたことないわけで…やだ、すんごい嬉しい。
いや、やじゃないけど…恥ずかしいぞ、これ!
「ご、ごめん。気をつける。でも…」
一つ誤解を解いておかなければならないことがある。
「誰にでも上目遣いするわけじゃない。たけくんにだけ、だから。」
そう呟くと、コツンと頭を軽く叩かれた。
全く痛くない、優しい突っ込み方。
顔を上げると、また赤くなったたけくんが笑ったところだった。
「そーいうの、反則だから。」