お嬢様 × 御曹司
「聖夜、全然食べないね…」
「へ?…そう?」
私の取り分けたお皿を見ながら、たけくんが心配そうな顔をする。
そう言われても、わたし的にはピンとこないんですよね〜。
というわけで、たけくんのお皿を拝見させていただきまっす!
そこには、色とりどりの野菜のサラダと、白身魚のフライ。
スクランブルエッグに、パンが2つのっていた。
なんというか…これぞ美食って感じ?
「聖夜、野菜食べないの?魚とパンしか食べてないじゃん…」
「うーん…パーティーとかの野菜って食べる気しないんだよね。苦いの多いし。そしたらなんか野菜あんまり食べなくなっちゃって…」
食べられるけど、「食べたい!」とか、「好き!」「おいしい!」とかいう感情は野菜にない。
できれば食べたくないな、ぐらい。
「もったいない!野菜は体にもいいし、何より美味しいんだから!」
そう言って、怒っているのか興奮しているのかわからない態度で、彼は自分のお皿 の上のサラダを口に入れた。
大きな口を開けて、パクって効果音がしそうな食べ方。
美味しそうに食べるな〜。
私もつられて魚のフライを一口食べる。
サッパリとした白身魚としょっぱめのソースが口の中に広がる。
「あ!」
フォークを持ったまま、目を輝かせる彼。
そこだけ見るとご飯に目を輝かせてるようにしか見えないんだけど、そうじゃないみたい。
隣にいた彼が私の方を向く。
「聖夜、今度うちに来てよ!そしたら、大道寺財閥がお勧めする野菜を料理して食べさせてあげるよ!そしたら聖夜も、野菜、好きになると思うから。」
うわ‼︎眩しい‼︎
この顔こそ満面の笑みと呼ぶべきだ!
その顔と、私に向けられた言葉ではないにしろ『好き』の言葉に頭が暑くなっちゃった私。
しかもいきなりうちにおいでって誘われたわけだし…
「…うん」
私は小さく頷くのが精一杯です‼︎
「へ?…そう?」
私の取り分けたお皿を見ながら、たけくんが心配そうな顔をする。
そう言われても、わたし的にはピンとこないんですよね〜。
というわけで、たけくんのお皿を拝見させていただきまっす!
そこには、色とりどりの野菜のサラダと、白身魚のフライ。
スクランブルエッグに、パンが2つのっていた。
なんというか…これぞ美食って感じ?
「聖夜、野菜食べないの?魚とパンしか食べてないじゃん…」
「うーん…パーティーとかの野菜って食べる気しないんだよね。苦いの多いし。そしたらなんか野菜あんまり食べなくなっちゃって…」
食べられるけど、「食べたい!」とか、「好き!」「おいしい!」とかいう感情は野菜にない。
できれば食べたくないな、ぐらい。
「もったいない!野菜は体にもいいし、何より美味しいんだから!」
そう言って、怒っているのか興奮しているのかわからない態度で、彼は自分のお皿 の上のサラダを口に入れた。
大きな口を開けて、パクって効果音がしそうな食べ方。
美味しそうに食べるな〜。
私もつられて魚のフライを一口食べる。
サッパリとした白身魚としょっぱめのソースが口の中に広がる。
「あ!」
フォークを持ったまま、目を輝かせる彼。
そこだけ見るとご飯に目を輝かせてるようにしか見えないんだけど、そうじゃないみたい。
隣にいた彼が私の方を向く。
「聖夜、今度うちに来てよ!そしたら、大道寺財閥がお勧めする野菜を料理して食べさせてあげるよ!そしたら聖夜も、野菜、好きになると思うから。」
うわ‼︎眩しい‼︎
この顔こそ満面の笑みと呼ぶべきだ!
その顔と、私に向けられた言葉ではないにしろ『好き』の言葉に頭が暑くなっちゃった私。
しかもいきなりうちにおいでって誘われたわけだし…
「…うん」
私は小さく頷くのが精一杯です‼︎