お嬢様 × 御曹司
「聖夜様の誕生祭の時、プレゼントをくださった1000人中、手渡しされた方が50人おりました。危険だと判断し、聖夜様は一切手を触れませんでした。」
ここまで聞き、話の目星がついた執事はさらに険しい顔をした。
「プレゼントは、執事が中身をチェックしてから私の方に届き、私から聖夜様にお渡しします。その、執事が中身をチエックしていた過程で、あるものが見つかりました。」
花は、近くにスタンバイしていた執事に目配せする。
すると、白い壁にプロジェクターで、ある写真が映し出された。
「おぉ。」「なんということだ。」「まずいな、これは。」などといった声が上がった。
構うことなく花は続ける。
「紛れもありません。これは爆弾です。」
一気に花に目線が集まる。
「このように、このタイプの爆弾は、時間で爆発するものではありません。手動でスイッチを押すものです。」
「誕生祭にも出席し、今回のパーティにも出席している人が犯人だということですか?」
花はこっくりとうなずいた。
「断定はできませんが、おそらくその可能性が高いと思います。」
そのあとは、進行者が話を進め、話し合いは解散となった…しかし。
ここまで聞き、話の目星がついた執事はさらに険しい顔をした。
「プレゼントは、執事が中身をチェックしてから私の方に届き、私から聖夜様にお渡しします。その、執事が中身をチエックしていた過程で、あるものが見つかりました。」
花は、近くにスタンバイしていた執事に目配せする。
すると、白い壁にプロジェクターで、ある写真が映し出された。
「おぉ。」「なんということだ。」「まずいな、これは。」などといった声が上がった。
構うことなく花は続ける。
「紛れもありません。これは爆弾です。」
一気に花に目線が集まる。
「このように、このタイプの爆弾は、時間で爆発するものではありません。手動でスイッチを押すものです。」
「誕生祭にも出席し、今回のパーティにも出席している人が犯人だということですか?」
花はこっくりとうなずいた。
「断定はできませんが、おそらくその可能性が高いと思います。」
そのあとは、進行者が話を進め、話し合いは解散となった…しかし。