「君へ」 ~一冊から始まる物語~



春稀と初めての未来への約束をした。

私はそれが何よりも嬉しく感じた。

私は春稀に言いたいことがたくさんあった。



晴と友達になったこと
海に行ったこと
初めて兄妹の本音をきいたこと
文字たちが姿形を消したこと



今回は長くなりそうだなという自覚があった。

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