ナイトライダー
それから、時折、僕は、変身してモンスターを猫パンチで倒していった。


猫パンチが、効かないモンスターの時は颯爽と、りゅうき、がいむが現れて倒してくれた。

そんな、ある日。


僕に手紙がきた。差出人が書いてなく、あけて読むと


「おまえは、赤井と、青島に殺される。

やつらこそが、モンスターだ」

と書いてあった。


僕は、よく分からず、とりあえず夕刊を配るために販売店に向かった。その道中、いきなり目の前に、顔を包帯でぐるぐるにして松葉づえをつく男に声を掛けられた。


忠告は、したぞ


そう言い捨て男は去って行った。

僕は、もう何だか分からず、とりあえず夕刊を配り終えて家に帰った。

家に帰ると石原さんから、電話がかかってきた。


今日、あの男に言われたことは、気にしないで。手紙のことも。

どうして、それを知っているの？あの人、何なの？


彼も、ライダーだったのよ。黒田くんって言うの。あなたと今、一緒に戦っている赤井くんと、青島くんと同じ時期にライダーになったの。あなたが、りゅうき、がいむと呼ぶ彼らの本当の名前よ。
黒田くんは、モンスターを一人で倒していき、カードを集めた。それを私利私欲の為に使い出したの。
見かねた、赤井くんと青島くんが、黒田くんを二度とライダーにならないように制裁したの。



私利私欲って、黒田さんは、何をしたの？


とても私の口からは言えないわ……


と、電話は切れた。


僕は、色々と考えたが、とりあえず寝た。





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