いつか笑顔で…
『愛夏ちゃん拓海と帰ってあげて!!俺は花梨送ってくし…優翔は優菜ちゃん送ってくから』
まぢですか!?
もしかして優菜と優翔君は良い感じですか?!
しょうがないか……邪魔出来ないしね……。
あたしは仕方なく拓海と帰える事にした。
『愛夏ーなんで俺の事避けんの!?』
帰り道……拓海は真顔で聞いて来た。
『別に避けてる訳じゃないよ?!』
『避けてんじゃん…俺正直ショックなんだよねー……』
『なんであんたがショック受けんのよ。拓海は女に不自由してないでしょ!!』
『ああー分かってねえなあー』
次の瞬間拓海は決心したかのように驚くべき事を口にした。