スキ・泣き・恋
安梨〜





葉山君は、私を父親に会わせたいって中に言われた…。




しかも、〝フリ〝で…。








だから、私はハッキリと〝フリ〝は嫌だって言いたい…。








私、葉山が好きだから…。










「なんでや…!」







なんでやって私は葉山がす、








「だからね…!」









人の話し聞いとらんし…。








「俺は和泉が好きだ〜!」







えっ!







今…。








「なんて言うた?」







よう聞こえなかった…。








「だから、俺は和泉が好きなんだよ…。」







って言うて抱きしめて来た葉山君…。








嘘…。








「だって…。」







「俺は和泉が好き見たい…。
だから、他の好きな人の所に行くな…。」







葉山君…。








「…うん!
私も葉山君が好きです!」








お互い思いは同じだったんだ…。







「和泉!」






私、葉山に一目惚れしたんだ…。






ずっと片思いのままって思ってたのに…。








「和泉…。」






「葉山君…。」







お互い呼びあったまま、温かいキスをしてくれた…。








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