スキ・泣き・恋
文化祭当日〜




「いらしゃいませ!」






お客多すぎ…。






「安梨!」








「美愛!」







美愛も高塚君連れて来てくれたんだ…。










「人多いな〜!」







「多分、私と秋乃宮さんの勝負を聞きつけた人達だと思うよ…。」








観客も入っていいって聞きつけたらしいし…。









「安梨…。
あんた大丈夫なの?」








「平気よ…。
だって体育祭の時は勝てたんだもん!次も勝てるよ…。」







うん…。










「でも、無理だけはしないでよ!」








「分かってるって…。」










葉山君も電話で、「俺のせいで悪かったな!」

とか励ましの言葉もらったもん…。










「そういれば、その噂の葉山君は?」









「今日は文化祭の終わり当たりに来るらしい…。」







それまでは父親の命令で来れない見たい…。








「たく!
自分のせいって事わかってるのかしら?」










ブツブツ文句言うても今、始まった事じゃないしね…。









「美愛!」







キンコンカンコーン〜








「美愛、次回る番だし一緒に回る?」








「そうだね…。」









ホントは葉山君と周りたかった…。








葉山君…。







会いたい…。








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