スキ・泣き・恋
「美味しそう…」




色んな料理が出されて、食べきれるかな?






「食べるか?」








「そ、そうだね!」




泣いてたのが嘘みたいに元気になったのかな?






「「いただきます!」」






この刺身美味しい〜!






「お前、食べる時だけだな?
幸せそうに食べて!」






だって、あれこれ美味しいんだもん…!







「葉山君も食べなよ!
無くなっちゃうよ…!」







あんまし食べない様子…!






「あぁ!食べる!」







やっぱり、泣いたせいもあるのか、食欲ないか?






「「ご馳走様!」」






結局葉山君、あんまし食べなかった…!









「和泉、ここはいいからお前も風呂入って来いよ!」






「…うん!」







ここの名物露天風呂は気持ち良かった〜!








「ふー。
気持ち良かった!」






ガラ〜







「ただいま!」






あれ?





電気が消えてる…!








「葉山君、寝たのかな?」








カチ!







「葉山君?」







いない…。





荷物もない…。








「葉山君〜!
どこ?」







嘘でしょ?







「葉山君…泣」








どこに行ったのよ〜






「葉山君〜!」








うぅー泣




「葉山君〜泣」





いなくならないでよ〜!


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