スキ・泣き・恋

遠足

安梨〜





入学式が終わってから1ヶ月…。




「安梨〜!
おっはよう!」




「朝から元気だね
美愛は…!」







朝は途中まで美愛と学校に

行くのにもなれた…。







「美愛、今日も愛しのダーリンとデート?」






「まぁーね!」








マックで出会った奈多君と葉山君…。


塾も一緒で仲良くなって、、

いつの間にか美愛と奈多君が付き合うようになった…。


聞いた時はびっくりしたけど…。


もうラブラブを目の前で見てるせいか慣れた。





「美愛ー。
遅いよ!」






「心次だー!」





二人ともちゃん、君付けが呼び捨てなんだもん。






「おはよう!
岡下さん、和泉さん!」






「「おはよう!」」



葉山君も一緒…。





まじでびっくりしたのは、葉山君もそれから、奈多君も私と同じ早稲田大学付属高校に通う先輩だった…。







「じゃ、美愛ちゃん!
後でね!」





「…うん!
心次も…!」







もうー。


いつもこれだもん…。







「行くぞ!心次!」





「美愛〜!
後でね?」







「もう!」



美愛ちゃん、頬が膨らんでた…。













「ハァー…
美愛ちゃん!なんで女子高校に行ったのさ〜!」






離れて、まだ何分しかたってないのに…。






「心次は病気だから…。ほっとけ…!」





葉山君も疲れきったのか、もう知らんぷり笑







「心次君!
今日は午前中までだし、美愛に会えるよ!」


今日は先生達の都合でお昼まで…。

美愛も今日は昼前で終わるとか言うてたなぁ〜




「でもなぁ〜!」







1分でも会えないとこれだもん…。




それぐらいに心次君は美愛に愛してるんだ…。







「バカバカしい…。
俺は先に行くわ!」






「葉山〜。
待てよー!」







あららー




葉山君も大変だね。





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