スキ・泣き・恋
10年後
安和〜
「安和、梨巳、起きなさい…。
あなた達遅刻する気なの?」
朝からうるせいなぁ〜…!
「起きてるって言うの…。」
「お兄ちゃん、トイレ…!」
小学一年になってもいけないのかよ…。
「漏れる…!」
「わかった、わかった…!」
そんな俺の名前は堀田安和〔ほったやすかず〕
私立名門付属小学五年生…。
「お兄ちゃん…。」
「間に合ったか?」
「…うん!」
こいつは妹の梨巳『りみ』
同じ学校に通う一年生
「梨巳、安和…。」
ガチャ〜
「朝からガァ〜、ガァ〜、言わないでも聞こえてるってゆうねん…。」
お父さんは、俺が小学の時に死んだ…。
ピンポーン
「安和、悪いんだけど出て…。」
「はい、はい…!」
どんなけコキ使うんだよ…。
「はーい…!」
ガチャ〜
「安和君、久しぶり…。
お母さん、いる?」
それは、お母さんの友達の岡下さんだった…!
「ハァ、居ますけど…。」
「じゃ、勝手に上がらせてもらうわね…!」
「ちょっと…!」
人の家なんだけど…!
ガラ〜
「安和、誰だった…
美愛、どうしたの?」
お母さん、岡下さんが来たからビックリしてる…。
「安梨〜泣」
これは長くなりそうだな…。
「行って来まーす…!」
「行って来まーす…。」
「二人とも気をつけて行くのよ…!」
お父さんが死んでから、早2年…!
「おはよう、安和君、梨巳ちゃん…。」
「おーは…。
優君…!」
優君ごと、奈多優君…。
お母さんの友達の息子…。
「梨巳ちゃんはおとなしいね…。」
おとなしいって言うより、人見しりが激しい…。
「それよりさ、優君!」
「何?」
優君は何処かのおぼっちゃま…。
「今日は塾休み?
」
「休み…!」
優君は名門塾に通っていて、頭はいい…。
「じゃぁさ、ゲーム買ったんだ…!
しない?」
「いいね…。
行く…!」
お年玉を貯めてやっと買えたゲーム機…。
早く学校終わらないかな…!
「じゃぁね、梨巳…!」
「…うん」
梨巳の教室と俺の教室は離れてる…。
「おはよう…、安和!優…。」
「沙奈…!」
「おはよう…。」
津田沙奈「つださな」
俺や優の幼稚園からの幼じみ…!
「優、今日さテストあるだろ?
わからない所があるから教えて…!」
沙奈は小さい時から気が強いし、誰にも負けない所があった…!
「沙奈、自分の力でやれよな?」
「いいじゃん!
優君、頭いいんだし…!」
すぐに優君に頼る…。
「だからって、頼らないで自分でしろよな…!」
「まぁ、いいじゃない…!」
「甘い…。
だから、沙奈は自分の力でしないんだろ?」
「もう…。
いいもん…!安和のバカ…。」
バカってないだろ?
「いいの?
沙奈、怒って行ったよ…!」
「いいんだよ…!」
小さい時〜
「うわーん!」
俺は小さい時から沙奈が好きで、いつもいじめてた…。
「安和、ダメじゃん…!
津田さんをいじめたら…!」
そこに、優君が現れた…!
「けっ!」
「大丈夫…?」
「有難う…。
優君って名前の通りに優しいんだね…!」
それから、沙奈は俺よりも優君に甘えるようになった…。
「安和、梨巳、起きなさい…。
あなた達遅刻する気なの?」
朝からうるせいなぁ〜…!
「起きてるって言うの…。」
「お兄ちゃん、トイレ…!」
小学一年になってもいけないのかよ…。
「漏れる…!」
「わかった、わかった…!」
そんな俺の名前は堀田安和〔ほったやすかず〕
私立名門付属小学五年生…。
「お兄ちゃん…。」
「間に合ったか?」
「…うん!」
こいつは妹の梨巳『りみ』
同じ学校に通う一年生
「梨巳、安和…。」
ガチャ〜
「朝からガァ〜、ガァ〜、言わないでも聞こえてるってゆうねん…。」
お父さんは、俺が小学の時に死んだ…。
ピンポーン
「安和、悪いんだけど出て…。」
「はい、はい…!」
どんなけコキ使うんだよ…。
「はーい…!」
ガチャ〜
「安和君、久しぶり…。
お母さん、いる?」
それは、お母さんの友達の岡下さんだった…!
「ハァ、居ますけど…。」
「じゃ、勝手に上がらせてもらうわね…!」
「ちょっと…!」
人の家なんだけど…!
ガラ〜
「安和、誰だった…
美愛、どうしたの?」
お母さん、岡下さんが来たからビックリしてる…。
「安梨〜泣」
これは長くなりそうだな…。
「行って来まーす…!」
「行って来まーす…。」
「二人とも気をつけて行くのよ…!」
お父さんが死んでから、早2年…!
「おはよう、安和君、梨巳ちゃん…。」
「おーは…。
優君…!」
優君ごと、奈多優君…。
お母さんの友達の息子…。
「梨巳ちゃんはおとなしいね…。」
おとなしいって言うより、人見しりが激しい…。
「それよりさ、優君!」
「何?」
優君は何処かのおぼっちゃま…。
「今日は塾休み?
」
「休み…!」
優君は名門塾に通っていて、頭はいい…。
「じゃぁさ、ゲーム買ったんだ…!
しない?」
「いいね…。
行く…!」
お年玉を貯めてやっと買えたゲーム機…。
早く学校終わらないかな…!
「じゃぁね、梨巳…!」
「…うん」
梨巳の教室と俺の教室は離れてる…。
「おはよう…、安和!優…。」
「沙奈…!」
「おはよう…。」
津田沙奈「つださな」
俺や優の幼稚園からの幼じみ…!
「優、今日さテストあるだろ?
わからない所があるから教えて…!」
沙奈は小さい時から気が強いし、誰にも負けない所があった…!
「沙奈、自分の力でやれよな?」
「いいじゃん!
優君、頭いいんだし…!」
すぐに優君に頼る…。
「だからって、頼らないで自分でしろよな…!」
「まぁ、いいじゃない…!」
「甘い…。
だから、沙奈は自分の力でしないんだろ?」
「もう…。
いいもん…!安和のバカ…。」
バカってないだろ?
「いいの?
沙奈、怒って行ったよ…!」
「いいんだよ…!」
小さい時〜
「うわーん!」
俺は小さい時から沙奈が好きで、いつもいじめてた…。
「安和、ダメじゃん…!
津田さんをいじめたら…!」
そこに、優君が現れた…!
「けっ!」
「大丈夫…?」
「有難う…。
優君って名前の通りに優しいんだね…!」
それから、沙奈は俺よりも優君に甘えるようになった…。