スキ・泣き・恋
「じゃ、送ってあげるね…。」




少しゆっくりしてたら、帰る時間になった…!





「桜、椛、賢、大和、行くよ〜…。」





皆んなでお父さんを迎えに行く事になった…。






「待ってよ〜…!」





桜さんは、お父さんに会えるのを凄く嬉しそう…。







「前は椛が乗るのに…。」






椛さんと桜さんで乗る、乗らないの喧嘩…。







「どっちでもいいから、早く乗りなさい…。」







おばさんに怒られ、しぶしぶ前は椛さん、俺の隣には桜さんと賢さんが乗った…。








大和君は後ろ…。









「じゃ、先に安和君を送って行くわね…!」






そう言って、運転を始めたおばさん…。







車だと、2、3十分で着く…。






「安和君、狭くない?
大丈夫…?」







「あっ、ハイ、大丈夫です…。」








「安和君はスキな人とかいないの?」






桜さんが中に聞いて来るから、貰ったお茶をこぼしそうになった…!





「…!」







「私はね、いるんだよ…!
あっ…、これはママには内緒…。」







ってゆうか聞いてもないのに、ベラベラと喋ってくる…!







「安和君、もうすぐ着くからね…!」





帰りたくないなぁ〜…。








でも、、








「安和君のスキな人ってどんな人?」





まだ、そんな話してくる…!






「可愛い子」






「へー…。」









って何、桜さんに話てるんだろ?








「着いたわよ…!」






おばさんに言われ、降りた…。







ガチャ〜







「ただいま〜…。」






ガチャ〜





バタバタ〜







「安和…。
あんたって子は?」





お母さん…。







「ごめんなさい…!」






「まぁ、まぁ…。
安和君を連れて行ったのは私でもあるんだから、許してあげてよ…!」








お母さん、凄く心配してたんだ…。








「美愛、ごめんね…!」







お母さんとおばさん、仲良く喋ってる…!







ガラ〜







「安和君、帰って来た…?」







おじさんだ…。







「葉山君…!
たった今帰ってきたわよ…。」






「葉山君も慌てて探すなんて…。」








お母さんと岡下おばさん、あの人と喋ってて何か昔のように喋ってる…。







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