スキ・泣き・恋
灯のあの赤くなった顔…。




「可愛いかったな〜!」




「何が可愛いって?」









うわー。








「姉貴…。
勝手に部屋に入るなって言うてるやろ?」







何回言えばいいんだよ…。








「ノックはしたよ…。
それなのに、返事しないからでしょ?」







昔は親や俺にも喋るのに一苦労してたくせに、今じゃ…








「言葉悪すぎ…。」







「弟のお前にだけに言われたくないんですけど…。」








「止めろ〜!」








首締められて死ぬかと思った…。







「お母さんがご飯だって…。」





そうゆうって、出ていこうとする姉貴…。








「なぁ、姉貴!」





それを俺は引き止めた…。







「何よ、、」







「やっぱりいいや!」







俺は聞きたい事をやめた…。







「変な奴…。
早く来ないとご飯ないわよ!」






「今、行く!」







まぁ、姉貴の人生だし、俺は口出さないでもいいか?
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