スキ･泣き･恋

夏の別荘

美愛〜



「美愛〜！
おはよう！」



安梨だぁー。




「今日は楽しみだね！」


そう、今日から静奈さんの別荘で２泊3日の泊まり掛け…。


「…そうだね！」






安梨の荷物、2日間だけなのに大量…。









「安梨〜！
美愛ちゃーん！おはよう！」






ゆってたら、噂の静奈さん登場…。






「おはよう。
静奈さん！」




「おはよう！」






静奈さんのカッコ、可愛い〜。






「おはよう！
３人は早いな！」




心次君…。






「おはよう！心次君！」





静奈さん…





心次にくっついて…。






「おはよう！
和泉さん、岡下さん！」




「葉山君…。
おはよう！」






安梨と葉山君ってお似合い…。






「そうだ、葉山君！」







葉山君なら、静奈さんとの事知ってるのかも知れない…。





「何？」





私がいきなり呼んだからびっくりしてる…。






「ねぇ、心次君と仲がいいんでしょ？」





「あっ〜？
うーん！」





じゃぁさ…




「静奈さんと心次君って知り合いなの？」




「…！」




黙ってるって事は知ってるんだ…





「教えて！静奈さんと心次君の関係を…！
ねぇー！葉山君」





葉山は黙ったまま…。




「…。
今は言えない…！」




「葉山君！」





どうして！


なんで教えてくれないの？





「美愛〜！」




安梨！




「美愛、泣いてるの？
どうしたの！」




安梨…。




安梨なら知ってるのかな？





「泣いてないよ…。
」





安梨はこれ以上泣いてる自由を聞かなかった…