スキ・泣き・恋
「ねぇ、静奈!
今からの別荘、教えて!」




「次は〇駅〇駅です!」



アナウンサーがうるさいで、何処の別荘か聞こえなかった…。







「多分、九節だと思うよ!」





「葉山君!
教えないでよ!」






九節って、〇〇市外だよ!






「遠いんですね?」





なぜか、麗蘭ちゃんの彼氏までが来てた…。





ってゆうか、乃亜や麗蘭や花穂までが来るなんて聞いてなかったからビックリ…。









「そうなのよ!」






じゃ、別荘に行こうなんて誘わないでよ!






「…!」





葉山君の隣に座ってても、葉山君は読書中…。




彼女の〝フリ〝なんてするんじゃなかった…!





「安梨〜!
アメチャンいる?」




「いるー!」




昔から飴ちゃんだけは好きだった…。



でも、歯が痛いで食べれなくなった…。





「俺にも頂戴…!」




葉山君も飴好きなのかな?




「葉山が飴なめるなんて初めてみた気がする…!」




って静奈ちゃんが突っ込んでる…。



でも、静奈ちゃんも葉山とも知り合いなんだ…!





「…!」




黙っちゃた…!




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