スキ・泣き・恋
「いいもん…。いいもん!仲間外れにしても…!」



「静奈ちゃ…ん!」




完全に邪魔する気だな…!



「わかった!日下部も行くか?」



奈多君は静奈ちゃんの恋人でもないのに…!






「やった〜!」






静奈ちゃん、喜びすぎだし…。





美愛は美愛で怖いし…!



「じゃ、食事が終わったら皆で行けばいいじゃん!」




葉山君…!



いつの間に入って来たのよ〜!




「おっ!
それはいいねぇー!」




奈多君もそれに乗ってる…!




「じゃ、決まりだね!」



美愛ったら…!






「美愛、二人がよかったんじゃないの?」





遠慮しちゃって…!





「いいの!いいの?
皆が居れば、静奈さんもやたら心次君に甘えたり出来ないと思うし…!」




さすが美愛パア〜!




恐るべき女だ…!





「これからどうする〜!」




乃亜がゆって来た…!




「もち!
海に行くに決まってるじゃ〜ん!」




奈多君は海で潜る気だし…!




「俺はパス!
読書してるわ…。」




葉山君はここまで来てまで読書…。




「私も…。
焼けるのは嫌だし!」




花穂もパス…。



「もう。なんの為にここまで来てるの?
パスなんてさせないよ〜!早く着替えた、着替えた!」



無理矢理…!




「いいー!着替えなかった人はバツゲームだからね!」




「無理矢理じゃん!」





静奈ちゃんってごいいんなんだから…!





「静奈…。」





花穂とどっかに行っちゃた…。






「よーし!
海だ!遊ぶぞー!」




奈多君はしゃいでるし…。





「心次君!はしゃぎすぎ!」




って静奈が突っ込みながら、笑ってる…。





美愛と言えば…。





「よーし。
これで日焼け止め完了…!」




日焼け止めしてる…。





「麗蘭〜!
泳ごう…!」




「…ハーイ♡」






麗蘭は彼氏と泳ぐんだ…。






「やっぱり葉山君は…!」





来てないって事は読書だな…!










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