スキ・泣き・恋
ガラ〜



「お待たせ〜!」




「少し歩くか…!」って言うて




それっきり喋らない…。





もぅ…。なんか喋ってよ〜!



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まだお昼前なのに、子供達とかいない…。




夏は暑いしね…。





「お前って、明日の花火大会に行くのか?」




えっ?


中に喋って来たかと思えば…




「花火大会…!」





葉山君からそんな言葉が出るなんて…!




「行かないョ!」





だって、静奈達も行くみたいだったけど…。




「…!」




それ以外は何も喋って来なかった…。





「葉山君、いったい何を考えてるのよ…!」




ただ、家の近くをブラブラしただけ…。




帰りじわに、「じゃぁな!」



だけ言って帰っちゃた…。





「葉山君のバカ〜!」




〜♪〜♪



ラインの着メロだった…!





誰だろう…?





和泉へ



明日の18時、◯◯神社前に来い!




葉山





「えぇ〜。」




葉山君…。





ベッドから落ちそうになった…。



そう…。



それは葉山君からのラインだった…。



しかも、明日18時って…。





「これってデートみたいじゃない…。」





どうしょ〜!











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