スキ・泣き・恋
「心次君…。
今まで有難う…。」





岡下…!






「行こう…。
美愛…!」






和泉が岡下を支えて心次の部屋を出た。







ガチャ〜









「…。」







あれから喋らない岡下と和泉…。








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聞こえるのは子供達の声と、セミの鳴き声だけ…。










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歩いて20分〜










「ねぇ、少し寄り道しない?」







やっと喋った、岡下…!








「…うん!」






って答える和泉…。










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公園のベンチに座ったのはいいけど、何か喋れよ…。








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「今日は安梨も葉山君も有難うね…!
つき合ってくれて…。」






「何言ってるん…!
私が誘ったんだから…。」







和泉…。








「安梨…。」







泣き出す岡下を和泉は支えてて、俺は隣にいてるだけだった…!








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