スキ・泣き・恋
「よぅ!」




皆んな来てたんだ…。




「なんで葉山君が居てるの〜?」






俺がいたら、悪いかよ…。






「悪かったな!
俺がいて…。」







「まぁ、まぁ。
じゃ、行こう〜!」







大体岡下が悪いんだ…。






俺なんかを誘うから…。










「キレーイ!」






和泉と岡下が抱き合ってるし…!







ホンマに仲がいいんだな…。









「なぁー。」






高塚一歩が話かけてきた…。







「何ですか?」







少し冷たい言い方したな…。








「いや〜。
岡下さんと和泉さんって凄い仲がいいんだな〜って思って…!」






「そう!」






だからなんだよ…。








「時々仲に入れない時あるよな〜。」







「そう。」








だから、何が言いたいんだよ…!








「葉山君って機嫌悪いな…!」







「…別に!」








なんでこうイライラするんだろぅ?









「高塚君〜!
見てみて!」







「綺麗だよ…。」



高塚のヤツ、花火に綺麗って言わないで多分和泉に綺麗って言ったな…。











「葉山君、どうかしたの?」






えっ!?






「嫌、別に…!」



岡下に言われた事、マジみたい…。



和泉の事…。





す、好きになったんだ…。





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