マルチな彼女に首ったけ!
★篠原慎 side
「篠原クン、趣味はなぁに?」
「兄弟いるのぉ?」
双子の姉妹が、甘ったるい声で話し掛けてきた。
秋川さんと話したいのに、邪魔に入られた。
邪険にする訳にもいかず、質問に答える。
「特に、これといった趣味はありません。兄が一人いますよ。」
「次男なんだぁ!じゃあ親の面倒見なくて良いのネ。」
「ねぇ、携帯の番号交換しようヨ!」
秋川さんの番号は欲しいけど、この双子の番号はありがた迷惑かな。
さて、どう切り抜けようか。
ふと辺りを見回すと、結構な人だかりになっている場所があった。
何だろう?
男性が6人と、女性が1人。
ああ、美人で有名って言われてた確か、凉香さんだったかな。
彼女と携帯番号を交換したくて群がっているのか。
確かに美人ではあるかな。
でも俺の好みではないな。
俺はやっぱり、秋川さんが気に入った。
「凉ちゃん、独り占めじゃん!」
「凉ちゃんが参加するって知ってたら今回来なかったのにネエ。」
双子は悔しそうだ。
俺は双子から逃げ出そうと、トイレに行く事にした。
「兄弟いるのぉ?」
双子の姉妹が、甘ったるい声で話し掛けてきた。
秋川さんと話したいのに、邪魔に入られた。
邪険にする訳にもいかず、質問に答える。
「特に、これといった趣味はありません。兄が一人いますよ。」
「次男なんだぁ!じゃあ親の面倒見なくて良いのネ。」
「ねぇ、携帯の番号交換しようヨ!」
秋川さんの番号は欲しいけど、この双子の番号はありがた迷惑かな。
さて、どう切り抜けようか。
ふと辺りを見回すと、結構な人だかりになっている場所があった。
何だろう?
男性が6人と、女性が1人。
ああ、美人で有名って言われてた確か、凉香さんだったかな。
彼女と携帯番号を交換したくて群がっているのか。
確かに美人ではあるかな。
でも俺の好みではないな。
俺はやっぱり、秋川さんが気に入った。
「凉ちゃん、独り占めじゃん!」
「凉ちゃんが参加するって知ってたら今回来なかったのにネエ。」
双子は悔しそうだ。
俺は双子から逃げ出そうと、トイレに行く事にした。