マルチな彼女に首ったけ!
☆秋川ひとみ side
つい、勢いで部屋に誘ってしまった。
当然、男性をお招きするのは初めてだ。
まだお話ししたかったし、夜とは呼べない夕方だし、田舎だから日曜の今日、開いている食堂は限られているし。
昨日下ごしらえした食材があるから、すぐ食べ物は作れる状態だったはずだし。
掃除も昨日ちゃんとしたし。
言い訳ならいくつも出てきた。
「あれ?ここですか?」
独身者向けの公営住宅に着くと、彼が拍子抜けしたようにつぶやく。
「俺、ここの207号室ですよ。」
「まぁ、私は205号室です。」
近所すぎて、驚く。
表札がある訳でもないし、出勤や帰宅の時間も多分違うだろうから今まで会った事も無かったのだろう。
「とりあえず、入って下さい。あ、それとも一回帰って着替えたりとかします?」
「あー、そうですね。30分位したらお邪魔します。そうそう、先に携帯番号、交換しても良いですか?」
「はい、どうぞ。」
番号を交換して、それぞれの部屋へと帰った。
時間も出来たし、汗をかいたからパパッとシャワー浴びちゃおうかな。
冷凍のご飯があったからオムライス作って、味噌汁と、きゅうりの浅漬けがあったし………。
シャンパンには合わないかな?
チーズとクラッカーがあったはず。
誰かと食事すると思うとウキウキしてきた。
たまには良いかな、と思う。
当然、男性をお招きするのは初めてだ。
まだお話ししたかったし、夜とは呼べない夕方だし、田舎だから日曜の今日、開いている食堂は限られているし。
昨日下ごしらえした食材があるから、すぐ食べ物は作れる状態だったはずだし。
掃除も昨日ちゃんとしたし。
言い訳ならいくつも出てきた。
「あれ?ここですか?」
独身者向けの公営住宅に着くと、彼が拍子抜けしたようにつぶやく。
「俺、ここの207号室ですよ。」
「まぁ、私は205号室です。」
近所すぎて、驚く。
表札がある訳でもないし、出勤や帰宅の時間も多分違うだろうから今まで会った事も無かったのだろう。
「とりあえず、入って下さい。あ、それとも一回帰って着替えたりとかします?」
「あー、そうですね。30分位したらお邪魔します。そうそう、先に携帯番号、交換しても良いですか?」
「はい、どうぞ。」
番号を交換して、それぞれの部屋へと帰った。
時間も出来たし、汗をかいたからパパッとシャワー浴びちゃおうかな。
冷凍のご飯があったからオムライス作って、味噌汁と、きゅうりの浅漬けがあったし………。
シャンパンには合わないかな?
チーズとクラッカーがあったはず。
誰かと食事すると思うとウキウキしてきた。
たまには良いかな、と思う。