好きだけど好きじゃない。





「真城!これ営業第2部まで
持って行ってくれるか?」

「部長、わかりました」

「あ、そうだ、ついでに龍野くんを
案内してきてくれ5階より上はまだ
あいつ行ったことないだろうから、
説明ふまえて頼むな」

「え、いや、それは…」

「ん?」


「…わかりました」



あんまり気が乗らないけど
聞くぐらいはしてくれるよね?

返事は返ってこないだろうけど



「…龍野さん、今から営業第2部へ
行くのでついてきてください」

「…あの、部長が



「どこ?」



口を聞いてくれた!



「あ、えっと/////こっちです、
エレベーターで上に…」

「離れてついていくから
勝手にしてくれ」

「…はぃ」



ですよね〜
少しでも普通に話せると
思ったわたしがバカでした←

さっさと済ませてしまおう!

エレベーターのボタンを押した




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