悪魔くんの言葉は甘すぎるっ!!
ことの始まり
私は久世ともみ。オカルトが大好きな16歳です。
今もインターネットで、オカルト系のものを見ているところです。
「あ-面白そうなのないかなぁ」
そんなことを思いながら見ていると、1つのタイトルが目にはいった。
それは「悪魔の召喚」というものだった。
普段なら興味さえわかなさそうなものだが、今日はなぜか気になった。方法を読んでみて1番簡単そうな「鏡あわせ」というのをやってみることにした。
**************************
そして夜中の2時前になり、机の上に鏡を2つの向かい合わせてその前に座った。
「眠いなぁ」と思いながら待っていたら急に人が現れ、私はその人の足を瞬間的に掴んだ。
その人は「うわっ」と小さな悲鳴をあげて倒れた。
私の脳内では、(やばい、本当に来ちゃったよ...ど、どうしよう...怖くて、目が開けない...)とグルグル考えていたら、
「ねぇ」
と声をかけられた。
さすがに無視は悪いと思ったので、ゆっくり目を開いた。
そこには、私と同じくらいの男の子が座っていた。
目は赤く、髪は黒髪だった。
そして困ったように、
「足、はなして」
と言われ、自分が彼の足をずっと掴んでいたことに気づいて「す、すみません!」と謝ってはなした。
それから、数分たった。その男の子は私を不思議そうに見つめている。その視線に耐えられなくなり、話しかけてみることにした。
「あ、あの!さっきはすみませんでした。私はともみと言います。その...よければ名前を聞いても良いですか?」
彼は
「僕は、アルト」
と言った。
今もインターネットで、オカルト系のものを見ているところです。
「あ-面白そうなのないかなぁ」
そんなことを思いながら見ていると、1つのタイトルが目にはいった。
それは「悪魔の召喚」というものだった。
普段なら興味さえわかなさそうなものだが、今日はなぜか気になった。方法を読んでみて1番簡単そうな「鏡あわせ」というのをやってみることにした。
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そして夜中の2時前になり、机の上に鏡を2つの向かい合わせてその前に座った。
「眠いなぁ」と思いながら待っていたら急に人が現れ、私はその人の足を瞬間的に掴んだ。
その人は「うわっ」と小さな悲鳴をあげて倒れた。
私の脳内では、(やばい、本当に来ちゃったよ...ど、どうしよう...怖くて、目が開けない...)とグルグル考えていたら、
「ねぇ」
と声をかけられた。
さすがに無視は悪いと思ったので、ゆっくり目を開いた。
そこには、私と同じくらいの男の子が座っていた。
目は赤く、髪は黒髪だった。
そして困ったように、
「足、はなして」
と言われ、自分が彼の足をずっと掴んでいたことに気づいて「す、すみません!」と謝ってはなした。
それから、数分たった。その男の子は私を不思議そうに見つめている。その視線に耐えられなくなり、話しかけてみることにした。
「あ、あの!さっきはすみませんでした。私はともみと言います。その...よければ名前を聞いても良いですか?」
彼は
「僕は、アルト」
と言った。
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