夏の虚無感
第2章
1
あの日から私と翔大先輩は
みんなに内緒で会うようになった。
あの公園でお話して
いっぱいキスして
いちゃいちゃしてから帰るのが
日課のようになっていた。
そんな中、夏休みになった。
生徒会の業務があるため
週一で学校に行っていた。
7月最後の週の生徒会に
早織先輩が来てくれた。
いつものように雑談モードになり
8月5日にあるお祭りに
みんなで行こうという話しになった。