夏の虚無感

詳しいことは分からないけど
会長として目立っているから
賛否両論あるのだろう。

翔大先輩と同じバス停で
待つことになった。

その距離1メートル強。

翔大先輩は携帯をいじっていて
私には気づいていない様子。

そのままバスが来て
私はいつものように
前の方に座った。

翔大先輩は後ろの方に
座ったようだ。

そして、わたしが先に降りた。

< 8 / 41 >

この作品をシェア

pagetop