愛されることを知らない孤独なお姫様
「とりあえず、皆が集まってるところ行くか?」

「うん!」

この時は予想もしてなかったんだ

あんな事が起きるなんて

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「いっ...!」

「日向?!どうしたの?」

「...なんでもねぇ」

「何でもない分けないでしょう?!」

足から血出てるじゃん

こんなの貝殻かガラスの破片踏んだって誰だってわかるよ

「近寄んな」

こんな時まで相変わらずの女嫌いっぷり

「今はそういう事言ってる場合じゃない!手当するから来て。」

日向のことは無視して手をつかみ歩き出す

「そこ座って。手当以外何もしないから。」

するとしぶしぶ日向は座った

持ってきておいた救急セットから消毒液を取り出し付ける

「っ...」

痛いのか顔を歪めてる

「我慢してね」

消毒が終わりガーゼをつけて固定する

「はい、できた。気をつけてね」

「...」

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