愛されることを知らない孤独なお姫様
「あんたなんでこんな所に来た?」


「...あなたには、関係ありません。」


「ま、確かにそうだな。名前は?」


「橘 秋(たちばな あき)」


「俺は黒崎 陸斗(くろさき りくと)だ。そこのスキンヘッドは土屋真樹(つちやまさき)だ。」


「黒崎さんと土屋さん」


「ま、適当に呼んでくれ。」


「わかりました。」


「ゆっくり話したいところなんだが...
今から暴走があるんだ。
時間が押してる。
どうすっかな。」


「乗せてあげればー?」


「光輝(こうき)。」


「陸斗が女と話してるなんて久々に見たしね。気になるんでしょ?その子。
後ろ載せてあげれば?」


陸「さんきゅー光輝。」



光「いいよ。
君、秋ちゃんっていうんだよね?
俺達は暴走族なんだ。
世界No.2の桜華っていうんだけど、
知ってる?」


首を横にふる
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