愛されることを知らない孤独なお姫様
「ねぇ、そこのお兄さん」

突然すごく美人なお姉さんが陸斗に声をかけた

陸「...」

陸斗も女嫌いなのかな?

「こっちで遊ぼうよ。楽しいよ?」

上目ずかいで明らかに誘惑してる

陸斗...どうするの?

陸「るせぇ。話かけんな」

冷たく突き返した

陸「俺はてめぇみたいな女に興味ねぇよ」

それから女の人は私を鋭く睨んでどこかへ言ってしまった

あんな言い方じゃなくてもいいのにって思う反面凄く喜んでいる自分もいる

陸「あいつらの言ってることなんて気にすんなよ」

さっきとは違う優しい声音と瞳で私に言う

そんな瞳しないでよ...

期待しちゃうじゃん

秋「海...行こ?」

期待したってだめ

甘い考えを振り払うように海へ誘う

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