愛されることを知らない孤独なお姫様
「いいから来いよ」

「ひゃあっ!!!」

いきなり引っ張られ肌と肌が触れ合う

「?!/////」

シャラ


「これ...」

首を見てみると蜂蜜のような色がキラキラと輝いていた

「やる」

「綺麗...」

「似合ってるよ」

「陸斗ありがとう!!!」

「いーえ」

「あ、そうだ。後で私も陸斗に渡したいものがあるの!」

ずっと前にかったネックレス

私も陸斗にあげたいんだ

「旅館に行ったら渡すね」

「それよりもさ、もうすこしだけ...」

そう言ってギュッと抱きしめた

「もう少しだけこのままでいさせて」

「うん...」

やっぱり陸斗はずるい

期待させるようなことばっかりして

そんなことお願いされたら断れないじゃん

< 114 / 196 >

この作品をシェア

pagetop