愛されることを知らない孤独なお姫様
ブオンッ ブオンッ ドッドッドッドッドッ

ブォォォォン...


「...!!!」


は、速い速い!
怖いんですけどーーー!?


「ちゃんと捕まってねぇと落ちるぞ。」


「早い!怖い怖い怖い!!!」


「怖くねぇよ。しばらくすればなれてくるよ。」


ほんとに!?
ジェットコースターなみに速いんですけど!?

ほんとに落ちると思って陸斗の腰に思いっきり抱きつく


「随分と大胆だな(笑)」


「わー、うるさいっ!今冗談言ってる気分じゃないー!」


「ハハハ」


「笑い事じゃないし...」


でも、黒崎さんってこんな無邪気に笑う時あるんだ。


陸斗の笑った顔をみて少し気分が上がった

少しだけっ!
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