愛されることを知らない孤独なお姫様
「腹くくっといたほうがええんちゃうか?」

「その言葉そっくりそのままお返しします」

「喚くんはそこら辺にしといた方がええで」

「...」

無言で睨みつけた

「おい、おめぇら」

毒牙の総長が声をかけるとどこからか数人の男が出てきた

「この嬢ちゃん、好きにしてええで。」

「まじですか総長!!!」

「めっちゃかわええ!」

「肌なんてモチモチやなぁ!」

そう言って男達が迫ったきた

「ほんとにいいんですか?」

ただひとりだけクールな男がいた

何を考えているのかわからない。
そんな暗い深い色をした瞳をしていた...。
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