愛されることを知らない孤独なお姫様
光輝は詩緒里と結婚し、女の子がひとり生まれた

真樹はまだ暴れたかったのかボクシング選手になり今ではチャンピオンの座を奪った

拓海は教師になり好きな人が出来たらしく一途にその子のことを追っかけている

一輝は敬語が抜け、陸斗の秘書として働いている

日向は女嫌いは相変わらずだけど最近女の子と付き合いだした

皆それぞれの道を進んでいる

ひとりひとり真っ直ぐ進んでいる

少し寂しいような気持ちもするけどこうして今でも集まれることは嬉しい

族に入ってたあの頃には沢山の思い出ができた

今だって思い出を作っている

何年経ってもこうやって集まれるっていうのはすごいことだと思うんだ

これから先、何年経ってもみんなとこうしていたいと思うのは我儘だろうか

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