愛されることを知らない孤独なお姫様
そんなことをゆうゆうと考えていたら陸斗が出てきた

「なっちょ、ちょっと/////」

「なんだよ」

「服!服着てよ!」

「着てんじゃねぇか」

「上だよ上!Tシャツ!」

「なに?照れてんの?」

「な、そ、そんなこと」

なんというかお風呂から出てきた陸斗はもう色気がやばい

もともと整った顔立ちに程よい筋肉で腹筋が割れてて濡れた髪はまだ水滴が少し垂れている

前髪の隙間から覗く綺麗な瞳に見つめられればドキドキしておかしくなりそうだ

「ほら」

「え?」
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