愛されることを知らない孤独なお姫様
そうして私たちはオシャレなカフェへ入った

「私、ティラミスとブラックコーヒーで」

「私は...んー...イチゴタルトとレモンティー」

「ふふふ」

「な、なに?」

「いや、秋らしいと思ってさ」

「そんな事言ったら志緒里もそうだよ」

ティラミスとブラックコーヒーなんて志緒里らしい

「そうかしら?」

「うん」

「じゃぁ、早速だけど質問していい?」

「え?うん」

質問?

改まってなんだろう?

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