愛されることを知らない孤独なお姫様
「志緒里ありがとう」

「いいえ。そろそろ帰ろうか」

「みんなに心配かけちゃうもんね」

「光輝に電話してくるね。」

「うん」

そういえば光輝迎えに来るとか言ってたな

私はどうしよう

陸斗を呼ぶ?

けど悪いしなぁ

歩いて帰ろうかな

「おまたせ」

「おかえり」

「もうすぐで迎えに来るって。陸斗もね」

「えっ?!そ、そんな悪いよ陸斗に」

「大丈夫よ」

陸斗が来ると聞いて迷惑じゃないかなって思うのに嬉しいという気持ちの方が勝っている

だめだ

少しでも早く会いたくて仕方がない

「陸斗の事考えてドキドキしてるでしょう」

「ふぇっ?!」

焦りすぎて変な声が出てしまった

だって志緒里が言い当てるんだもん

胸はドキドキと高なっている

「かぁーわいい」

「/////」

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