Wエース
てか、今野先輩と話つけたほうがよっぽど楽。


俺達は3年間も笠原とやってけるのか?


しかも俺なんてセッターだぞ?!


絶対に無理だ……。


その試合は俺達がなんとか勝った。


大紀の様子は分からないまま、どんどん試合が行われた。


あ、もちろん瑠翔は帰ってきたけどな!



夜になり、練習が終わった。


俺達はいつも通り自主錬を始めた。


「大紀くん大丈夫かな?」


「そこまで酷くは無さそうだったけどね」


「それなら良かった」


「でも、何日間かは練習出来ないみたい」


まじかよ。


笠原のせいっちゃせいだけど……。


俺が笠原の、スパイカーの言ったことを、無視したのには変わりないしな。


雅人side終わり
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