夢見るガール

渉「やー、ゆきちゃん今日もかわいいねー!」

雪「わーぁ、ありがとうございます。 でも今日前髪はねちゃってなおす時間なくてそのままなんですー。」

渉「いやいや、じゅうぶんかわいいよ。な、光もそう思うだろ⁉︎」

渉は、ゆきに思ったことそのままいえていいなぁ〜。 なんて考えていると渉が話をふってきた。

光「いいんじゃないか。はねてるのも似合うんじゃね?」

なんて、意地悪なことを言ってしまう。

雪「今、はねてるのもっていいました?
いいましたよね‼︎ 〝も″って言うことは他の髪型も似合ってるってことですか?」

どうやら、気にしていない様子。 そうだよな 俺の言葉なんていちいち気にしないよな……

渉「わぁー、ゆきちゃんポジティブだね〜」

雪「ありがとうございます!」

光「いや、別に渉は褒めてないとおもうけど。」

渉「光!余計なこと言わないで。」

雪「光くん、やっとお話に入ってきてくれましたね! 嬉しいです!」

かわいいこと言ってくれるんだ‼︎ なんて心の中で思っていると…

クラスメート「雪ちゃーん、教科書運ぶの手伝ってくれない?職員室までなんだけど、朝すぐに来いって言われてたの忘れてたんだよね。 お願い!ゆき様〜」

雪「あはは!いいよいいよ〜。仕方ない!手伝ってやろう笑
では、光くんと渉くんまたあとで!じゃあ」

渉「かわいいな」

光「…(こくり)」

渉「おぉー、光が素直なんてめずらしいじゃん。」

ていうかさっきから、二人でかわいい連発しすぎだろ。
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